あとがきコレクション 20世紀
Memory of Endnote

 ぬりえ大会、盛況です。先回の翻訳プロジェクトイラスト募集はサイアンさんしか応じてくれず、せっかく申し出てくれたカイさんに悪い感じでしたが、今回は逆に手数をおかけして申し訳ない感じ。複雑であります。最近の更新はぬりえ以外は外国の本ばかりでしたから、本当、これがなかったらパターン化したつまらないページになりそうでした。応募いただいたみなさん、そしてカイさん、ありがとうございます。
 で、今回は同じ英語の本でもファーマーの贋作小説をご紹介。あらすじがわかったら追加しますが、これもディズニー効果か、ターザンものを出版する機会は多かったのかも知れませんね。内容的にはしばらく前に追加したウォルハイム編のアンソロジーの方が興味深いが……(24 Dec.2000)


 ついに開幕したぬりえ大会。ひとみさんや中丸さんといった芸達者なかたがたがさっそく仕上げてくれました。こんなふうに遊びたくなるファン気質もさることながら、それだけ武部画伯の絵やバローズの描写した世界にひとを惹きつける魅力がある、ということなのだと思います。私も最近はもっぱら海外版のペーパーバック紹介ばかりでしたが、それはそれとして、自分が誇れる作品づくりといったものにもそろそろ本格的に取り組んでみたいなと思えてきました。まずはペルシダー小説かな?(10 Dec.2000)


 最近、更新をいそぎすぎていたようで、新着情報があふれかえってしまいました。大きな見本市が終わって仕事が一段落ついたのが大きかったのと、長期出張で更新できない期間が長かったことの罪滅ぼしだったのですが。ネタがどんどん入ってくると、心に余裕ができまして、1、2日に1回程度の更新でもいいんじゃないかという気持ちになってきました。慣れとは恐いものです。
 さて、急に盛り上がった「ぬりえ大会」。カイさんのご協力で、企画の運営はお任せし、窓口だけ当サイトにおくことになりました。今世紀最後の参加企画、そしてたぶん新世紀最初のイベントになることは必至です。私も一参加者として描いてみようかな。楽しみ楽しみ。(5 Nov.2000)


最近、立て続けに英語版のペーパーバックを入手したので、これまでまともには紹介していなかったこれらの本を他の日本版の書籍や現在入手可能な英語版書籍などと同様にまとめていくことにしました。とりあえずは小林さんよりいただいたバランタイン版、そして入手困難英国版の、最近入手した2冊をご紹介します。英国版は表紙画家がわからないんですよね。アメリカ版とはひと味違ったヨーロッパふうの表紙画像、注目です。(28 Nov.2000)


苦労してます。何って、小説ですよ。カイさんのバルスーム小説に続いてひとみさんがターザン小説に着手したのを見て、おくれをとってはなるまいかとはじめたペルシダー小説ですが、自分を主人公にした上に家族まで登場させて活動範囲を狭めた上に一人称にしたので描写にも制限がある。何にもまして自分自身の筋運びのまずさで冒険にでる前にいろいろともめ事の種を出してしまったため、何とも面白くない展開になってしまっているのです。何度も書き直して、消して、の繰り返し。才能ないなあとつくづく思います。バローズはもちろん、カイさんもひとみさんも偉い! 尊敬します、はい。でもがんばろう。(20 Nov.2000)


 今回の更新はすごいです。何と! 武部画伯描いたデジャー・ソリスをベースにつくられたフィギュア! 詳しい情報はリンク先を見ていただくとして、その美しさには感嘆しかありません。マニアなかたはこれまでにもいろいろいらっしゃいましたが、みなさんそれぞれ特色というか、得意な分野をお持ちなのですねえ。みなさん、ご感想を掲示板まで!(21 Oct.2000)


実は今、「トーンの無法者」をあらためて読み返している。いや、面白い! 翻訳のまずさには目をつぶるとして、久しぶりに面白いと思いつつ本(ではないが)を読んでいる。近々、感想がてら、エッセイを書こうと思っている。おっと、その前にオフ会のレポートを書かないと! 記憶はいまだに鮮明だが、記念すべき日本初のERBオフ、記録を曖昧にはしておけない。雰囲気の何割かでも伝えられるような文を書こうと、今構想を練っているところです。(11 Oct.2000)


2週間の海外出張とパソコンの故障というアクシデントが重なって、実に1ヶ月ぶりの更新になってしまった! この間、メールにも返事できず、たいへん失礼しました。と、この場でお詫びさせていただきます。お待たせした割りに小幅の更新ですが、これからまた、週2回ペースを目標に更新に励みますので、見捨てないでね。
 出張前には初のオフ会でおかぴーさん、Carlyさん、宮崎さん、高井さん(レディー・ファースト、順不同)にお会いできました。初顔合わせでぎこちない点もありましたが、思い返すほどに何ともいえない充足した時間を過ごせたように思います。バローズの話題をしても白けた顔をされないというのははじめての経験でした! また、こうした機会がもてたらいいなとは思いますが、どうでしょうか。私が首都圏在住なら何の問題もないんだが……(2 Oct.2000)


9/3から9/15日まで出張で、更新は困難な状況です。掲示板もムリかもしれません。そのかわり、といっては何ですが、途中、東京に寄った際にオフ会を開いていただき、東京近郊在住の方数人と直接お会いできる見通しとなりました。宮崎さん、おかぴーさんの尽力によるものです。感謝多謝。それではみなさん、お会いして、バローズを熱く語り合いましょう!(29 Aug.2000)


翻訳プロジェクト『トーンの無法者』が完成した、とはいっても、前回も書いたように自分の担当分だけを振り返ってみても、日本語になっていないところや怪しいところはあるし、固有名詞がバラバラだしと不十分さがあることは事実です。何とか最後までとおして読むことはできた。あともう一息修正して、読めるものに仕上げよう! というじきにきたと思っています。幸い、多くの方から好意的な感想と励ましをいただきました。もう一踏ん張りです!(28 Aug.2000)


ついに翻訳プロジェクト『トーンの無法者』が完成しました。自分の担当分だけを振り返ってみても、日本語になっていないところや怪しいところはあるし、固有名詞がバラバラだしと不十分さはあれ、ついに未訳の長編をファンの手だけで訳したんだと思うと、感動でいっぱいです。参加してくださったみなさん、応援してくださったみなさん、どうもありがとうございました!(15 Aug.2000)


「恐竜の島」のDVDを買った。いわずとしれた『時間に忘れられた国』(『時に忘れられた世界』)の映画化作品である。実はDVDプレーヤーは持ってはいないのだけど、パソコンにDVD-ROMがついているので、見ることはできるんです。見るのはこれから。いやあ、楽しみです。(12 Aug.2000)


翻訳プロジェクト、休止に近い状態もありつつ、少しずつすすめてきましたが、ついに! ゴールが見えてきました。残りは最終2章、最終章はできていて公開待ちですから、あと1章で全公開可能なわけです。スタートから約5ヶ月。短かったような、長かったような。長編1冊を素人が訳すんだから、やはり早かったんでしょうね。好きこそものの何とやら。いい経験になった気がします。そうそう、弥七Jr.さんの10章、訳ができていない部分が残されています。できればみなさんのご協力で完成させたいとの意向ですので、プロジェクトに参加されなかった方も含め、ご協力お願いします。第2掲示板に書き込んでくださればと思います。(29 Jul.2000)


ディスクスペースが増えたことで安心して(?)画像データを収録しはじめました。岩崎書店版の武部画集が入手できたことは望外の出来事で、ご苦労をおかけした中馬さんには感謝のことばもありません。その武部画伯が亡くなられてからちょうど20年。節目の日の7月17日には思わず合掌しました。その絵が、今再び評価されて合本が刊行されていることを思うと、偉大な存在だったことをあらためて感じています。(24 Jul.2000)


 ようやく、ディスクスペースが倍増されました。これで、これまでつくってきたのとほぼ同じだけの情報を追加していっても大丈夫、ということになったわけです。かなしいかな、データ量の多い画像は今後、バローズの新刊が100冊ほどもでない限り、極端には増えないはずなので、まず半永久的に大丈夫? それも寂しい話ですな。(1 Jul.2000)


 ようやく、『ターザンの帰還』が刊行されました。表紙のラーが武部画とはまったく異なる書き方で、加藤さん、自由に描いてるなあと感心。なまめかしくて、いい感じです。ターザンも若々しくてりりしいし。人物の描き方がかつてハヤカワ文庫でターザンを描いていたころよりも進歩している、なんていうと生意気でしょうか。一番変わったのはたぶん道具で、かつては筆で描いていたものが今はコンピュータで描いている。さまざまな細かい効果が出せる分、表現力が増しているのではないかと思うのです。特にターザン・シリーズの表紙絵は古い時代の作品を表現するためのダークな色調と不明瞭なコントラストが、かつて一世を風靡したセント・ジョンの絵のようで、いいんだけど、中の絵は現代的な加藤調も入ってるんですよね。実力者、本領発揮のシリーズです。(19 Jun.2000)


サーバのディスクスペースがいっぱいになってしまって、不自由な思いをしています。ただし増量を申し込んだので、近々、容量は倍増する予定。そうなればこれまでつくってきたコンテンツと同じだけの量のものをあらたにつくっても大丈夫、ということになる。今後、大量に本が出版されてその表紙画像収録に追われる、という事態は残念ながら想像しがたいので、当分持ちそうです。それまではいくつか重要度が低いと思われるコンテンツを削りながら更新していきたいと思っています(31 May 2000)


最近、またヤフー・オーディションづいてきました。けっこうな高値ばっかりなのですが(ターザンが1冊3000円はびっくりですね)、ときどき魅力的な商品が出るのです。入札中の3点があたることを祈るのみでいたら、Carlyさんから久しぶりの翻訳プロジェクトメールが! おかげで中盤がつながってきました。で、久しぶりの更新です。終盤担当の方、ファイト!(24 May.2000)


SFマガジンの武部本一郎追悼特集号ですが、表紙絵を描かれた加藤直之画伯よりの要請があり、公開をやめることにしました。1ファンとして、ネット上での著作者の権利を保護したい、ということに異議を唱えることはできません。加藤画伯にはご迷惑をおかけしました。この号だけは掲載したいという誘惑に負けた結果だったわけですが、やはり浅はかでした。反省しきりです。(17 May.2000)


最近、バローズが遺した短文を連続して訳しています。なんといっても翻訳プロジェクトで英文翻訳に対するアレルギーが無くなった(とは断言しないまでも、薄まった)ことでかつて手をつけながらも放りだしてあった短文に取りかかろうかという気になった次第。取りかかってみると、小説より短い反面、ちょっと趣が違って、手こずりながらも何とかできた、という感じです。これもあと1文となりましたが、まだないものか、ネットを探索してみようか、と思っています。(15 May.2000)


翻訳プロジェクトも全章に担当が決まり、また前半9章までの翻訳が完成して、いよいよゴールが見えてきました。企画時点では思いつきにすぎなくて、かかる(であろう)労力を考えると、誰も賛同協力してくれないだろうと思いつつ提案してみたのでしたが、翻訳メンバーだけで13名、さらにイラストでの協力の申し出など、大きな企画になったものと感動しています。ファンサイトにとって未訳長編を共同で訳してしまう、というのは究極の夢ですよねえ。ストーリイは見えてきました。あとひといき! がんばりましょう。(4 May.2000)


さいきん、掲示板の書き込みが減ってきていて寂しいなと思ったのですが、考えてみれば日に何回ものぞかないとレスもできない、というのがそもそも異常なのですね。わたしも今後、メッセージの送り手として参加していくようにします。
次回のBS2のターザンはいよいよ「ターザン、アムターを訪れるの巻」です。アムトールとかデュアレとか、いちいち引っかかる固有名詞の発音はあいかわらずですが、本でしか知らなかった世界が形を持って動き出せばしょうがないことですよね。むしろ楽しむことにしましょう。(21 Apr.2000)


久しぶりのヤフー・オークションで『石器時代から来た男』創元版と原書のsetを落札。原書を持っていなかったのと創元版の方が帯付きだったので、最低落札価格ならばと、買うことにした。火星や金星などの人気シリーズ、あるいは『ウォー・チーフ』など後年の作品は高値を呼んでいるが、比較的初期に紹介された単発作品ということで人気がなかったので助かった、という感じ。もらってみると創元版は初版でページをめくった痕跡もないほどの美本、本当に美白という感じ。帯もきれい。中の蔵書印は残念だけど、まず満足、でした。
帯のコピーがまたいいんだな。叙情あふれる作品ということでマニア間でも密かにファンの多い作品だけに、注目ですよ。というわけで久しぶりに帯びコレクションを更新しようかと思います。お楽しみに。(10 Apr.2000)


今回の更新は楽でした。なにせ、すべていただき物の原稿でしたから。翻訳プロジェクト開始から1ヶ月、序盤の章が続々訳了し、読み物としておもしろくなってきました。直接参加されていなかったみなさんにも、これで少しは物語が伝わっていくのではと、思います。そろそろ感想やイラストなど、期待したいところです。ぜひとも、お願いします!(3 Apr.2000)


翻訳プロジェクト、イラストの応募がないようです。少し残念。まあまだまだ物語は全貌を見せてはいませんから、書きたくても何をどう書けばいいの? という感じになるんでしょうね。翻訳プロジェクトは現在小休止、といった感じかな? わたしの思いとしては、なんとしても終わらせて、次回の"The Scientists Revolt" にかかりたいんですよ。というか、読みたい/読ませて欲しい。というのが正解。バローズの遺した、唯一の未来都市が舞台のSFで、日米で単行本化されていない幻の作品。せっかくコピーを手に入れたのだから、早く読みたいんだよなー。(24 Mar.2000)


翻訳プロジェクトでの分担分が何とか終わりました。言い出しっぺの責任もあって、何とか早く早く、と思っていましたが、わたしの貧困な英語力では無謀だったみたい。でも、何とかできました。比較的動きもあるし、主人公の人格形成上、重要な事件も起こったりしていることもあって内容的に乗れたのが何とか訳せた最大の原因と思います。この間停滞していた(すいません)プレゼントの発送や、更新にしばらくは力を注ぎたいと思っています。では!(20 Mar.2000)


翻訳プロジェクトへの参加の仕方で前回、提案してみたところ、打てば響くような反応が。カイさんが仕切り役を名乗りでてくれ、さらに絵の得意な数人の方の好意的反応。もともと、イラストで参加できないか?という問い合わせメールがあったので前回あとがきで書いてみたのだけど、それぞれの訪問者の方々の得意分野での積極的参加が次から次へとある、というのはサイト運営者としては非常にうれしいことです。みなさん、ぜひお願いします!(12 Mar.2000)


最近、翻訳プロジェクトの話題ばっかりになってきました。まあ私自身、入り込んでいるのでしょうがないのですが、これではとりあえず参加していない人、新たに訪ねてこられた人が入りにくいかもしれません。私の方も、他の更新もできるよう、努力はしますが、ひとつ逆提案もさせてください。翻訳プロジェクトへの参加の仕方について、です。翻訳という作業の大変さに後込みされている方は多いと思います。でも、参加方法は何も翻訳そのものだけでもないのです。イラストを描く。感想を述べる。注文を付ける。その他、いろいろ。ふつうに本を読んでいればとるようなリアクションを、とってみて欲しいのです。そうした参加は、現在の参加者も歓迎のはず。いかがですか?(4 Mar.2000)


バローズ没後50周年記念イベントが、すごいことになってきています。バローズ本のプレゼント企画は提供数なんと100冊以上! 引き取り手を捜すのが大変、という感じです。そして「未訳作品翻訳プロジェクト」。10人以上の参加を得てスタートしましたが、みなさん積極的に手を挙げてくれるので、分担も続々と決まり、取り合いの様相すらあったりします。部分公開できそうな来週が楽しみ。いずれにせよ、ファンサイトらしい取り組みができて満足しつつ、発送やら自分の訳担当を考えて冷や汗をかく日々であります。(25 Feb.2000)


今回のプレゼント企画に寄せられたおかぴーさんのエッセイが評判を呼んでいます。かつての少年(少女)期のバローズとの出会い、そしてそれから年月を経ての再発見。その時々の感動的な思いが生々しくつづられていて、しかもその思いを共有できる方が多いからでしょう。かくいう私もそのひとり。SFなんて忘れたよ、という時期を何年も過ごしたあと、ホームページを作ってみようかと思ったときに真っ先に思いついたのは結局、ERBだった。こうなったらもう、墓場まで一緒ですね!(20 Feb.2000)


50周年記念企画が好評です。とくにプレゼント大会。個人的にも10冊近い本を用意していたのですが、吉田さんからの大量提供、さらに小林さんに中馬さん、それ以外にも提供の打診がいくつかあって、総数70冊になろうかという大規模なものになりました。それにもまして応募がすごい。ペルシダー全巻そろいなんて、競争率5倍ですよ。この少子高齢化の時代に……って、意味が違うか? とまれ、盛り上がるのはいいことです。特にプレゼント企画はいつもメッセージをくださる方以外の方からも多く連絡をいただけるので、おもしろい。けっこう、ROMの方って、いらっしゃるんですね。それも、毎日のぞきにくるような熱心な方々。ファンサイトなんだからみんなで参加して楽しく顔の見えることをしようよ、と思う反面、それぞれつきあい方や好きになり方にもいろいろなスタンスというか、考えがあるわけで、それもまたいいのかなとも思えなくもない。いずれにせよ、感想文大会が楽しみです。(15 Feb.2000)


ついにバローズ没後50周年記念イベントを始動させました。って、実質的にはまだまだこれからなんですが。くわしくは「栄光のペルシダー」を見ていただきたいのですが、吉田さんの協力で開催する大プレゼント大会、さらにはバローズ未訳作品を分担して翻訳しようという試み。他にも良い案があれば取り組んでいきたいと思います。人は死んでも作品は残る。われわれにとってバローズはまだ現役の作家です。50年の節目をただ振り返って思うのではなく、攻勢的に迎えましょう!(8 Feb.2000)


ヤフー・オークションで残念な経験をいくつかしました。1件は10円で文庫本を落札していただいた方。連絡しても返事がないのでヤフー経由できいてみると、送料込み200円の当方の値付けが気に入らない様子。しかし、定形外郵便で送料は200円なので、実はサービスしているのです。でも、これに郵便為替の手数料とその送料を加えると300円くらいになってしまう。銀行振込だと手数料だけでも400円ほどかかります。少額の取引がいかに割りに合わないか、ということですが、だからといって連絡もなしにキャンセルを決め込まれても困ってしまいます。もう一件は古いPC-98のモニターを売った話。どうやら正常に動作しなかったようなのです。確認しなかった(あるいはジャンク扱いとしなかった)当方の責任と思い、落札額と送料の返金をおこなうことにしました。相手の方がさほど怒った様子ではなかったので助かった、という感じです。治せば使えたんじゃないかとも思わなくもないですが、ここは勉強と思ってあきらめることにします。素人商売はなかなかうまくはいかないもんです。(7 Feb.2000)


先日から出展しているヤフー・オークションでの話。SFファンとの出会いがあるのでは、と思い、SF本もいくつか出したのだけど、その結果、小林さんや吉田さんといった当サイト常連でお世話にもなっている方々からの入札を受けてしまいました。マンガなどならまだしも、SF本は出すべきじゃなかったなあと反省した次第。小林さんの方は他の人に落札されてしまったし。申し訳ありませんでした。でも、いろいろと貴重な経験を積めた試みでした。オークションは数を抱え込むと大変なので、しばらく休んで、あとはぽつぽつと続けていこうかなと思っています。売れそうなものがなくなったということかもしれないんですが。(30 Jan.2000)


 最近、ヤフー・オークションにはまっています。入札も出品も、結構おもしろい。買おうと思うと高いけど、売ろうとするとやすくても売れない、という面はありつつ、売れないだろうなと思って出した「梶原一騎読本」が信じられないような値を付けたり、子供が喜ぶぬいぐるみを安く買えたり。まだまだ決済方法に難はあるけど(振込手数料や代引き手数料が高い!)、安値なら図書券ですましたり、工夫はできそうです。ふるいPC-9801用ディスプレイも高値で売れて、といううれしい側面もあります。
 さて、先月もご紹介したサイト「銀河通信」のダイジマンさんのコラムが、引き続いてバローズを取り上げており、しかも来月も続くらしい。なかなかの資料魔・論客なので、楽しみです(20 Jan.2000)


3歳(まだ未満児)のわがカーソリスが、最近ヒロミ・ゴーにはまっています。「あちちのうたかっこいいね」とかいって、なんと英語部分も含めてフルコーラス、ソラで歌いまくっています。ちなみにモーニング娘。の「ラブマシーン」もお気に入りで、「にっぽんのみらいもおーおー」とかうたってます。こうした、子供向けに作ったわけではないはずなのに子供を引きつける作品のクリエータはすごいものだと思いますね。ディズニーのターザンもそれに近いかな? 本家ERBはさすがに本が読めないとつらいけど、小学校高学年くらいから熱中させる力があったわけで、やはり大したものですよね。
さて今回の更新は恒例の『ターザンの大冒険』なのだけれど、ビデオ予約を失敗して見損なったので、あらすじとコメントを掲示板でお願いしたところ、お二人の方が協力してくれました。感謝多謝。で、無事更新できたわけです。今月は順調に放映されるようなので、見逃さないようにしなくては。(10 Jan.2000)


あけましておめでとうございます! バローズの年が明けてのミレニアム・イヤー。2000年最初の更新はこの日のためにとっておいたデジャー・ソリスの人形画像です! 室内撮影でフラッシュなしのため暗いかな? と思いますが、ターザンやマハール、カルデーンなども併せてアップしましたので、みてください。TVとのタイアップとはいえ、こうしたものを販売してくれるアメリカの消費社会はある意味、うらやましくもあります。それでは、今年もよろしくお願いいたします。(4 Jan.2000)


1999年が終わり、2000年がくる。思いの丈はエッセイに書いたので繰り返さないけど、一言だけ。今年も一年、いろいろとありがとうございました。よいお年を。そして、2000年もまたよろしくお願いします! 新たな、飛躍の年にするために!(31 Dec.1999)


いよいよ今年も1週間となった。いいお年を、というにはまだ早いが、はやくも世間はミレニアム・カウントダウンの話題で持ちきりだ。みつばちさんからクリスマス・カードのメールももらったし、年賀状メールでお返ししないと、と思っているのだけれど、文案ができない。まあおいおい考えるとするか。――さて、当サイトとも相互リンクしていただいている安田ママさんの人気サイト「銀河通信」にダイジマンさんがかつてのバローズ・ブームを検証する文章を書いている。当時のバローズの偉大さが語られていて、一読に値する文章なので、みなさんもぜひどうぞ!(24 Dec.1999)


馬鹿なことばかりしている。古いパソコンを妹に譲る約束をしたので、ハードディスク内をきれいにしようと再フォーマットしたのが大失敗。ホームページ開設以来、多くの方からいただいていたメールをすべて消してしまった! 新しいハードに移しておこうと思っていて、移してしまったつもりになっていたのだった。かつてアメリカで参加していたERB MLnの貴重なログもすべて消えてしまった……なんということ! ホームページや他のパーソナルデータは移してあったんだけどなー。やはり、バックアップはとるべきと反省。せっかくCD-Rもあるのだし、レンタルCDのコピーばかりしていないでこういったことに使わないとね。(16 Dec.1999)


今年も終わりが近づいてきました。しかし、思い返してみれば何という年だったでしょうか。合本は次々でるし、映画にテレビ放映まで始まって。おかげで当ERBサイトも20000、30000、40000という3つのメモリアルヒットを1年の間に達成するというとんでもない盛況を迎えることになりました。その割に更新は停滞しているので、これが来年の課題ですね。映画やテレビとともにブームが去った、ということにならないようにしたいものです。小林さんやカイさんのサイトが快調なだけにプレッシャーも感じますが、がんばってやっていきたいと思っています。(14 Dec.1999)


TV『ターザンの大冒険』でペルシダーにターザンが乗り込んだ――と思ったら、現れたのがマハールならぬメイハーズ。「タースのサビア」といい、最近はなじみの名前がよく変わる。Maharsは英語風にはメイハーズになるのかもしれないが、日本語における定訳とか、NHKも、もう少し調べてほしいものだと思う。NHKと言うよりは日本語版の製作会社の問題か。いずれにせよ、「地球の中心」としか説明されないペルシダーといい、日本語版の脚本はもとのTVしかみていないようにおもう。小説の翻訳では考えられないような初歩的な確認ミスと思うのだが、みなさんはどう思われますか?(3 Dec.1999)


ついに放映が始まった「ターザンの大冒険」。美女あり、悪役あり、アクションあり。これはもうエンターテインメントの王道だ! しかも、いきなり登場の大蛇! 秘境冒険ものの定番モンスターの登場に拍手喝采。さあ、来週はペルシダーにいってマハールと対決だ!(24 Nov.1999)


3年たったということで、お祝いのメールや掲示板への書き込みが相次ぎました。この3年のバローズを取り巻く環境の変化を考えると感慨無量なものがありますが、何はともあれここまでこれたことをうれしく思います。これから、TVシリーズの放映、映画の公開、合本やターザンの続巻とファンには目が離せないイベントの連続が控えています。みなさん! 気が抜けませんぞ!(15 Nov.1999)


少し遅れたが、合本版の第2集がでた。例によって書店で探すのに苦労した上にたった1冊と思われる入荷本を「これを俺が買ったら未来の読者が一人、減るんだな」と思いつつget。本は良かったが、わびしさの残る買い物だった。ここはもう、11月のTV放映、そして映画公開に期待するしかない!活字よりも映像の方が感覚に訴えて盛り上がるからね!(27 Oct.1999)


友人が次期総選挙にでることになった。そういえば、数ヶ月前、私にも市議選への出馬要請があったっけ(断ったけどね)。馬齢を重ねたようでも社会的責任を負うべき年齢になってきた、ということなんだろうな。しかし、選挙は賭です。落ちてしまえばただの人になるわけでね。友人にはがんばってほしいが、わたしはむりだなー、きっと。(22 Oct.1999)


とりあえず集計結果を出せて、ほっとしています。バローズ・アカデミーの話。実は締め切り後に投票いただいた方もあったのだけど、そちらはお断りすることにしました。どこかで切らないと、集計にならないし……結果は、まあ見てのお楽しみ。
さて、ようやくパソコンが本格稼働しだし、壊れていた車も帰ってきました。パソコンの方は通信は相変わらずISDNなので実感面での違いはほとんどありませんが、特に画像を扱っているとその早さに自分の感覚が追いつかなかったりします。なにせ、486DX2(66Mhz)からPentiumV 500MHzへの大進歩。メモリも5倍に増えたし、ハードディスクに至っては30倍。でも、これでホームページの中身までが変わる訳じゃない。こちらは、これからがんばります。はい。(17 Oct.1999)


ようやくバローズ・アカデミーの集計が終了。この間、仕事が忙しかったり、パソコンの入れ替えをしたりとドタバタしていて更新が遅れてしまいました。しかし、予想通りというか、火星シリーズの独壇場となりましたね。それがちょっと残念かな。ともかく、これからコメントなどもまとめていって、みなでバローズ世界への思いを共有しましょう、というところです。 (10 Oct.1999)


最初に聞いたときはまさかと思ったが、どうやらTarzan The Epic Adventureが放映されるらしい。原作に忠実、が売りの紳士で知的なターザンがアフリカの秘境で美女や悪役を相手に大活躍! 11月はNHK BSから目が離せませんぞ(25 Sep.1999)


かつて日本人作家専門のSF専門誌も刊行していた大手出版社が、当サイトをかたって掲示板に登録されたアドレスにむやみと営利目的のメールを送るという暴挙をおこないました。もちろん、事前に何の承諾もなしにです。メールを受け取った方は驚かれたと思いますが、中身を詳しく見る必要はありませんので、ゴミ箱に直行させてください。当該出版社には強く抗議いたしますが、当面は類似したメール攻撃があっても無視するか、掲示板にメールアドレスを出すのを控えるか、何らかの自衛策をお願いします。申し訳ありませんが、よろしくお願いします。掲示板閉鎖だけは避けたいものです。(16 Sep.1999)


まだまだ応募は少ないのですが、盛り上がるのを期待して中間集計しました。もちろん、バローズ・アカデミーの話。結果はもう、火星シリーズ人気投票といった感じ。最初から本命が突っ走ってはおもしろくありません。みなさん! 投票してくださいね。(7 Sep.1999)


東京創元社より苦情を受けてしまいました。『合本版火星シリーズ』の解説文・推薦文を収録したことに関してです。入手困難な本のことならともかく、稿料も払って収録した新刊書の文章を無断掲載するのは道義に反するというわけで……いわれてみればその通り。反論の余地はありません。というわけで、新刊書については本のデータ以外は主観的な評価文のみ収録していくこととします。それ以上読みたかったら、実際に本を手にとって読みましょう。しかしその『合本』、金沢の郊外の書店ではとんと見かけません。さみしくも、複雑な心境です。(25 Aug.1999)


ついに、厚木淳訳『ターザン』がお目見えしました。一読、読みやすい。さすが厚木先生です。バローズなれしていらっしゃる。贅沢を言えば、英国貴族の文明回帰の物語ですから、せりふ回しなどに重厚さというか、いい意味での堅さがあった方がよかったかという感じ。でも、感激です。あとは続巻の有無だけが心配。続いてくれよ、完結してくれよ……と神に祈る思い。そのためにも皆で買いまくって、ベストセラー・リストに『ターザン』を押し上げちゃおう!(23 Aug.1999)


お盆休み2日目。妻の郷里に墓参りをすべく家を出てびっくり。車のエンジン部分が粉砕され、道路中に飛び散っていた。「そういえば朝方大きな音がした」と、のんきなことをいう妻。警察に連絡するも、事故の報告はないらしい。……当て逃げ、というわけだ。すべての予定をキャンセルして家で呆然としていると、犯人が名乗り出てきた。ほっとしてか愛想を振りまく妻(おいおい)。しかし、車は廃車だし、当面、代車となれば遠乗りはできない。HPの更新だけは進みそうです。(15 Aug.1999)


以前から書きたかった〈アパッチ・シリーズ〉の私論を書き始めました。この間、何度か読み直して、10年前の初読時の感覚に誤りがなかったことを確認しての作業です。先住民、被征服民、被差別民であるアパッチ・インディアンの主人公は異色ですが、その根底にあるバローズの思想的立場は他の諸作と変わらないと思っています。とりあえず読んでいただければと、思っています。(31 Jul.1999)


気がつけば30,000ヒットになっていた。もう3年近いのだから、人気のあるサイトから見れば決して多くもないのだけれど、とことんマニアックに走ったサイトであることを思えば驚異的ともいえるかもしれない。それにしても、ここのところのヒット数ののびはすごい。数千のころから20,000を越えたあたりまでは1,000/月で順調に推移していたのに、20,000から30,000までは半年で届いてしまった。これはやはり、合本版効果なのだろうなあ。絶版作家が復刻作家になったのだから、注目度も増そうというもの。さらに、ニュースが飛び込んできた。なんと! 創元SF文庫から厚木淳訳『ターザン』8月刊行の予告が! いや、厚木さんが訳していたのは知っていたが、合本刊行とのかねあいもあるし、刊行はもう少し先で、訳稿をためてからデュマレスト・サーガやリチャード・ブレードみたいな月刊刊行か? と思っていたのだけれど……。合本版による復刻が火星、ペルシダー、金星と続き、その合間にターザンが刊行され続けるとなると、この先3年ほどは楽しみが続きそうだ。しかし、東京創元社、バローズと心中する気かいな。(26 Jul.1999)


7月に突入しました。合本版の売れ行きも好調なようでなにより。さらに、ディズニー版ターザンも好調なようでなにより。ディズニー版の方は金城武が声優をするのだとかいってTVで紹介されていました。金城さんは台湾育ちの日本人ということで、類人猿にも人間にもなりきれない存在に共感を覚える、ってなことをいってましたから、原作のエッセンスはある程度生きているようです。ハヤカワもフェア的に復刊してくれないかな? アニメ帯はつけてもいいから(表紙はやだなあ)(7 Jul.1999)


合本の話題もそろそろ落ち着いてきたみたい。SFオンラインの掲示板によれば合本版の購買層は30代〜40代に偏っていて、かつての愛読者がノスタルジーで買っているらしい、とのことでした。さもありなん。このHPの常連の方々もそういった方は多いと思いますが……。しかし、何はともあれバローズの本が新刊として店頭に平置きされ、順調に売れている、というのはうれしいニュースです。話題が広がれば、購買層も広がるかも。しかし、厚木淳さんが東京創元社の元重役だったとは初めて知った。(29 Jun.1999)


合本版の刊行がとうとう開始され、掲示板も以前にもましてにぎわっている。版が改まって鮮やかになった武部画伯の絵について、デジャー・ソリスの左腕部のシミは? と問いかけると、わずか600部だったはずの限定画集の所持者達が競って報告してくれる、といった具合。もう、狂騒状態である。これは、合本版の刊行完了まで続くのだろうか。それとも、引き続いて〈金星〉〈ペルシダー〉とでて、いつまでも続くのかな?(24 Jun.1999)


一部では15日から店頭に並んでいたという『合本版・火星シリーズ』を、ついに入手しました。こういうときに思うのが地方在住のつらさですが、何はともあれ発見して、うれしさのあまりまわりの客に勧めそうになってしまいました。しかし、これほど買うのがつらい本もない。なにせ、普通の文庫本2冊強の厚さ。平積みで2冊しかなかったのですよ。残り1冊では、すぐ売り切れになってしまうじゃないですか。合本版の弊害ですよねえ、これは。(20 Jun.1999)


『合本・火星シリーズ』の刊行開始まで秒読み段階に入りました。書店に行っても、つい「もしかしたら早めに出ているのでは」と書棚をのぞいてしまいます。って、創元SF文庫が1冊もない書店が多いのですがね。創元推理文庫だと『フロスト日和』とか『邪馬台国はどこですか』あたりはあるところは多いんですが。ここに『火星のプリンセス』の並ぶ日のなんと待ち遠しいことか。1700円の文庫本が果たして売れるのか? さらなる再販はあり得るのか? デザイナーによってアレンジされた武部本一郎氏の表紙絵はこの世紀末に通用するのか? もう、興味は尽きません。(14 Jun.1999)


みなさんに報告しなければならないことがあります。本WEBサイトで使用している故・武部本一郎画伯の絵と厚木淳氏の文章について、正式に転載の許諾をいただきました。武部本一郎氏の絵に関しては夫人の武部鈴江さんより、厚木淳さんの文章についてはご本人より。東京創元社の小浜徹也さんの尽力によるものです。その旨、表記していますが、作業が不十分な部分もあるかもしれません。ご承知おきください。また、加藤直之氏の描いた表紙絵とエッセイはご本人の意向により、WEB上より削除いたしました。ご理解ください。(4 Jun.1999)


 掲示板が元気です。というか、ERBファン全体が元気になってきています。カイさんのGIFアニメなんて、よくぞ武部画を動かしてくれた! だし、小林さんの資料の充実ぶりも相変わらずだし。大石さんは電脳アイドルにタヴィアを探し出すし、月シリーズの問屋対河童の翻訳合戦にいたっては抱腹絶倒。新しい人が入りづらくならなければいいけど、なんて余計な心配もしてしまいます。
 やはり〈火星シリーズ〉復刻がアドレナリンになっているのでしょうね。半月後の市場の反応が楽しみであると同時に不安です。1700円という大部で高価な文庫本がどう評価されるか? 売れなければすべては水泡に帰す可能性もあるわけです。われわれとしては、春先の阪神タイガースのごとく、結果が出るまでは騒ぎまくるのみ。そういえば、今年の阪神は強いんでしたね。(28 May 1999)


一時期から見れば更新のペースは明らかに落ちているのですが、訪問いただくペースは逆に増えてきています。今更ながらSFM登場効果なのでしょうか? いや、おそらくは小林さんのhp効果では、とにらんでいます。「バローズの資料倉庫」の更新頻度はものすごいものがある上に内容も濃く、マニアを夢中にさせるだけの魔力を持っています。そこに引きつけられたあとに他のバローズ情報を求めてこちらにも来るという方も増えてきているのではないでしょうか。何はともあれ、熱心なバローズ・ファンはまだまだ多いのですから、出版社の方にも気づいていただきたいものです。(11 May.1999)


現在の熱い話題というと、創元SF文庫版『時間に忘れられた国』の中で第3話の主人公ブラッドリーのイラストが初版とその後の版、そして最近の版でそれぞれ異なっていることです。小林さんの発見なのですが、どうやら、編集者が意図的にイラストに手を加えた痕跡が伺えるのです。しかし、その謎が全国のERBファンの手で解かれる日も間近ではないかと思っています。ファンのパワーは強い。あとは推移を見守りましょう(1 May 1999)


『創元推理コーナー』のSF特集号その3をご紹介します。といっても、これは『バローズ資料倉庫』の小林さんに送っていただいたものによっています。小林さんこそ真のコレクター、マニアだなと思います。ホント。個人のコレクションだけでとめどなく更新が行われているのですから……。その小林さんから、「創元推理コーナー付火星のプリンセス」を譲っていただきました! 画像はアップしましたが、現物はわたしのもの。ありがたや……(20 Apr.1999)


先日オープンした『東京創元社』のホームページには『お客様の声』というコーナーがあって、そこに書き込んだ内容には迅速にメールで返事が届きます。つまり! 声は間違いなく届いているわけです。4月末から6月頃と、刊行が遅れて気をもませる『合本版・火星シリーズ』ですが、いずれにせよ近々出るのは間違いない。この評判次第では他のシリーズや作品も、当然、可能性があるわけです。
みなさん! 『合本版・火星シリーズ』を買いましょう。そして、東京創元社に他の作品についても復刻してくれるよう、声を送りましょう。ひょっとすると、〈金星シリーズ〉、〈ペルシダー・シリーズ〉、(ひょっとすると)〈ターザン・シリーズ〉などが再び読めるようになるかもしれませんよ。(12 Apr.1999)


いよいよ、というか、ついに、というか、東京創元社のホームページが始動した。黒を基調にした、モノトーンのシックな感じ。推理文庫のイメージにはあっているが、SF文庫の方はもっと明るいイメージがあるだけにちょっと違和感。でも、小浜氏の『合本・火星シリーズ』に向けた思いを読めたからいいや。(1 Apr.1999)


譲渡本のコーナーを取りやめることにしました。多くの方の賛同と協力を得てここまで続けてきましたが、わたし自身が仲介役としての責任を果たしきれず、ご迷惑をおかけすることがあったりして、どうにもつらくなってきた、というのが正直なところです。さいわい、熊倉さんや吉田さんがわたし以上のすばらしい規模と熱心さで同種の取り組みに邁進してくれていますし、バローズ本の入手困難問題も『合本・火星シリーズ』の出版で多少なりとも解決されることとなりました。勝手なことばかりで申し訳ありませんが、今後は掲示板とメールで個々にやりとりしていただければ、と思っています。(17 Mar.1999)


創元推理文庫の〈合本・火星シリーズ〉がいよいよ現実の日程に上ってきました。このサイトの存在が出版につながった、とはいいませんが、復刊を望む多くのファンの声に出版社が決断を下したのは間違いないと思っています。1,500円。文庫本としては高いけど、3冊合本だとすれば安いようにも感じます。しかしなぜ合本にする必要があったのでしょう。考えられることは、出版社は継続出版を意図していないのでは、ということです。しかし、仮にお祭り出版であったとしても、千載一遇のチャンスに違いはありません。みなさん! 是非とも買い求め、また人に薦め、売り切れに追い込みましょう。〈火星シリーズ〉が成功すれば、〈レンズマン〉や〈スカイラーク〉といった他の古典的品切れ名作シリーズにも陽があたる可能性が出てきます! いい作品は売れるし、買って損はないのだということを、全国の出版社と読者とに訴えていこうではありませんか!(8 Mar.1999)


DASACON賞にノミネートされました、というメールをいただいたのは数日前のこと。聞き慣れない名に、???と思ってみてみると、ネットSF者のイベントが主催する賞なのですね。その、30のノミネート・サイトに選ばれたわけだ。光栄の至りです。イベントには参加できませんが、賞への投票はしました。みなさんも投票しよう。(6 Mar.1999)


ン年ぶりに購入しましたSFマガジン4月号。「SFファンのためのインターネット・ガイド」という特集企画があって、当サイトも紹介される、と聞いたのが2月13日だったかな。発売日まで10日あまりといかにも急で、断られると思わなかったのか単にうっちゃられていたのかは定かではない。ともあれ、かつては熱心な読者だった雑誌であるから、光栄ではあるのだけれど、正直なところ、あまり期待していなかった。どうせタイトルとURLが出ているくらいのものだろうと――それが、意外と大きく扱ってもらっていてびっくり。いやあ、ありがとうございました、です。はい。(3 Mar.1999)


なんでも来る2月25日発売(金沢では数日遅れると思うが)のSFマガジンでSF関係のWEBサイトの特集を組むらしく、当サイトも紹介させる予定との連絡を受けた。20年前から購読していた雑誌に掲載されるのはうれしいことで、これはもうこちらこそお願いします、という感じだ。もっとも、創元の表紙をホームページに飾っているサイトが大きく紹介されることなど期待薄だから、名前とURLの紹介があるという程度と割り切ってもいるが。これがキャプテン・フューチャーのサイトだったら扱いも大きいんだろうけど。(23 Feb.1999)


 東京創元社からメールをもらった。なんでも4月で創元推理文庫創刊40周年とかで、その記念事業の一環として、ホームページを立ち上げるのだという。その作業の過程でこのページを知ったらしい。こちらとしては編集者の小浜氏にはかなり以前に訪問してもらっているし、今更の感もあるが、〈火星シリーズ〉復刊の確かな返答もいただけたので大満足。
 さらに、バローズの幻の作品をダークホース社が発掘したものを入手した。なんと『火星のプリンセス』の数年前に執筆していた、フェアリ・テール。20代の作品としては唯一、ということになる。これは貴重だと思うので、入手困難になるまえに入手されることをおすすめする。(15 Feb.1999)


小林さんから送っていただいた創元推理コーナーのSF特集号は34年前のSFの息吹が伝わってくるような貴重な資料で、全文を収録したい衝動に駆られてしまいます。バローズに関するものに絞るつもりですが、時を同じくして吉田さんもSF特集号2を入手してHPに掲載となりました。当時の創元は熱かった。がんばれ創元、というエールとともに、しばらくは創元ネタで更新を続けます。(8 Feb.1999)


ホームページビルダーのバージョンアップをしたのだが、順調じゃなくて参っている。エラーが出てインストールが止まったのを皮切りに(原因不明)、ホームページのデータが入ったフォルダを登録したところ、中身を勝手に削除されてしまってサーバーから全ファイルをダウンロードする羽目になるわ(これは取説をよく読まなかったわたしの操作ミス?)、操作画面が変わりすぎでボタンの意味が分からないわ……本当に参ってしまった。なにより痛いのはフォルダを空にされたこと。書きかけのものはみんなパアです。どうしてくれよう、IBM。(Feb.1 1999)


SiFi-TZKさんから柳柊二画というジョン・カーターの絵を送っていただきました。柳柊二さんといえば、ハヤカワ文庫版の地底世界シリーズや、創元推理文庫のコナン・シリーズ、ファファード&グレイマウザー・シリーズなど、硬質の石像のような端正な絵の印象が強かったので、躍動感があって表情豊かなジョン・カーターとのギャップにちょっととまどいましたが、うーん、局所に目を留めなければ、いい絵ですね。(19 Jan.1999)


 今、掲示板の方では、火星シリーズ復刻の話が浮上してきたことで、イラスト論議が再燃しかかっています。武部氏のイラストは収録されるのか? 他のアーティストが抜擢されるのか? 表紙はどうなる? 楽しみ半分、怖さ半分。このわくわくする感じは、あと数ヶ月、続きそうです。(11 Jan.1999)


今回、新規にリンクさせていただいた安田ママさんの「銀河通信オンライン」はSF関連の出版系の情報に詳しく、小西宏さんの訃報や『合本・火星シリーズ』『創元推理コーナー・復刻版』などの情報もこちらからいただいたもの。いずれにせよ、1999年はバローズ・ファンにとっては復活の予感を感じさせる年になりそうです。(7 Jan.1999)


 更新遅れのいいわけは尽きたのでしないことにして、『バルスーム』プレゼントの話について少し。これがなんと、4人の方からの応募となりました。「1〜2名かなー」と思っていたので、ちょっとびっくり。告知が目立っていたからか、レアな本だからなのか。応募要項も書いてなくて、とまどわれた方もいたみたいで、申し訳なかったかなーとは思っています。厳正な抽選によって当選は決めましたが、他の方にも何らかのフォローはしようかなー。期待しないで待っていてください。
 というわけで、あけましておめでとうございます。今年もよろしく(1 Jan.1999)


どうも最近怠慢になってきて、10日に1回の更新、それも少しだけ、というのがパターンになってしまいました。これはいかん。いつもきていただいている訪問者の方々に申し訳がない。で、継続できそうな企画をと取り組みやすい火星の度量衡をまとめようとしたのですが……どっこい! バローズはどうやら計算違いをしている? 会計士も経験していたはずのバローズ、クビになったわけだよなあ。(9 Dec.1998)


予告していたバローズ研究本の紹介ですが、もうしばらくお待ちください。それまでのつなぎ、というわけでもないですが、吉田さんから届いたターザン本の帯を紹介。そして『バルスーム』も届きました。こちらは希望者にプレゼント! ご応募、お待ちしています(1 Dec.1998)


先日、以前から情報をいただいていた古参常連のひとりであるI.T.氏から数冊の本をいただきました。いずれも、バローズ研究書、とでも呼びたいようなもの。GUIDE TO BARSOOMはお持ちの方も多かったようですが、あとはいかがでしょうか。実は、まだあるので、そちらの方もお楽しみに。これがすごいの。(21 Nov.1998)


掲示板に古本の情報が流れたとたんに巻き起こった古本談義。以前、キャプテン・フューチャーの話題が盛り上がったときもそうですが、何か共通の話題がでてくると一気に盛り上がる、という傾向があるようです。趣味に走ったサイトでリピーターの方の訪問が多いゆえなのでしょう。しかし、SFコレクターと切っても切り離せないのが古本。私もかつての自分を思い起こして参加してしまいました。やはり、あのころは必死に駆け回っていたもんなあ。もりあがるよなあ。(12 Nov.1998)


さて、新着コーナーで異彩を放っている「スターウルフ」パロディ小説について、蛇足を承知で告知です。リンク・コーナーでのE・ハミルトン関係の情報の提供者でもあるI.T氏のたっての希望で、氏が翻訳した小説を期間限定で掲載することにしました。内容は読んでのお楽しみですが、何か思うところがありましたら、メールなり掲示板なりで伝えていただければ、と思います。こういった実験もたまにはいいかなということで今回応じてみました。あとは、みなさん次第です。(9 Nov.1998)


はたやさんはやはり多忙でサイトを閉鎖したとのこと。残念です。でも、時々こちらにはきていただいているようなので、掲示板等参加してほしいし、いずれ自分の時間がもてるようになったら再開も期待したいですね。がんばれ! ……さて、仕事の関係で大阪に4日間行くはずが見学のみの1日になってしまいました。坪井さんなど、わざわざ訪れていただいたというのに……すいませんでした。来春の金沢見本市か2年後の東京展でお会いしましょう(来年のEMOショーは行きたいけど無理だろうな)。(2 Nov.1998)


はたやさんのERBページが不通になりました。非常に残念です。就職も決まって、これからまた再開されるのかと期待していたのに……本人に問い合わせ中なのでまだはっきりしたことはわかりませんが、ふたたび再開されることを期待しています。私には思いもつかないような企画は楽しみでもあっただけに……(21 Oct.1998)


このホームページ(WEBサイトという言い方よりこっちのほうがいいや)を最初にアップしてから2年がたちました。最初はERB作品のリストと感想をいくつか出して、それから他の作家にも手を出していくつもりでしたが、ERBに関する情報がいかに多いかを知るに及んでどうにも止まらなくなり、今日に至った次第。これには精力的に作品を紹介してくれた厚木先生はじめとする訳者の方々、出版社、海外でERBページを主催している多くの(本当に多い)ファンの方々、そしてもちろん様々な情報を送ってくださった日本のERBファンの方々に感謝しなければなりません。本当にどうもありがとうございました。つごう16,000を越える訪問件数を自信にして、これからも続けていきます!(10 Oct.1998)


井岡さんの『SF美術館』で最近よくお見かけしていた吉田さんから連絡をいただきました。実は、好評企画だった「帯コレクション」や今回アップしたソフトカバー版『SF英雄群像』のもともとの所有者だった方で、井岡さんを通じて譲っていただいていたものなのでした。今回、その吉田さんの提供で譲渡本がどっさりと届きました。ぜひご覧ください。ちなみに探求本もありますので、心当たりの方はご連絡を。(2 Oct.1998)


この2週間ほどは休みはない上に毎日が深夜残業というとんでもない状況でした。おかげで更新もほとんどできませんでしたが、そんなときは掲示板というシステムが威力を発揮しますね。とくにここ数週間は常連的に書き込んでくれる方がいて、まずまずのにぎわいぶり。うれしくなります。ただ、かつての常連さんの姿をあまり見かけないのが残念。そういった方々も訪問はしてくれているようではあるのですが……。現在、16,000件を越えたアクセス、どうも年内に20,000は無理なペースですが、来年早々には達成できそうなので、また何か企画を考えてみようかな? 訪問者参加型のWEBサイトが目標です。(24 Sep.1998)


SF百科事典だか図鑑だかいう分厚くて固くて高い本を見かけました。この種のSF総合辞典的なものは久しぶりの刊行だと思いますが、何しろ高いし、その割に内容があるかとなると、? というわけで購入を躊躇してしまいます。とりあえず立ち読みで、試しにバローズの解説を探してみると……「SFファンは面白い本を読もうとしてバローズにてがのびて気まずい思いをするものだ」といったようなことが書いてありました。ん? 面白いと認めてくださってはいるようですが……バローズとSFファンとの距離感は洋の東西を問わないのだなあと思ってしまったわけでした。はい。(14 Sep.1998)


 熊倉さんからいただいた〈ジューマ・シリーズ〉を読んでいます。バローズ・ファンの宇宙飛行士がバルスームに似た惑星に降り立った……のだけど、彼はヒーローとはとても言えない人物で、剣しか持たない未開人にもレーザー銃は撃ちまくる、危険を回避できてホッとする、といった具合。性が表立ってからんでいる点もERBと大きく異なるところか。いまさらバローズ・タイプのファンタジーを書くよりは、現代作家ならばこういった描き方になるのだろうけれど……やはり、ヒーロー・ストーリイの方が読んでいて面白いよなあ、と思ってしまったりもするのでした。(10 Sep.1998)


好評企画だった〈帯コレクション〉は、手持ちの帯をついに出し尽くしたので、これまで、ということになります。今後、新発見がないことにはもう更新できないわけで……残念ですけどね。しかし、当初の火星シリーズなんかのコピーがいかにも力が入っている感じなのに、『ウォー・チーフ』あたりになってくると単に「冒険アクション」だけで片づけられていたりして、寂しいものを感じますね。(9 Sep.1998)


タヴィアさん、ドーセットさんのERBファン・サイトが、いよいよ秒読み段階のようです。インターネットを知り、ホームページも持つようになって2年ほどですが、いや、これほどERBファンが多いとは思っていなかった。なにせ本はほとんど絶版ですからね。ファンなんてもういないかと思いつつも何となくはじめたHPがアクセス数で15,000を越えている上にERBファンサイトも3つめが近く、ERBを多少でも扱っているサイトを併せると、もう何件になるのでしょうか。インターネット環境を持たないファンも考慮に入れると、厖大なものになりそうな気もします。代表作のいくつかは部数限定で復刻しても、さばけるんじゃないかなあ。出版社の英断に期待です。(3 Sep.1998)


キャプテン・フューチャー・サイトが開始1ヶ月で200件を大きく越えるアクセスで好調なようです。こちらのERBサイトは最初は100件/月、それも半分は自分という寂しいスタートだったことを思うと、さすがCF、という感じがします。潜在ファンが多い上に誰もが当然あるものと期待していたCFサイトの初登場を好感を持って受け入れている、といったところなのでしょう。こうなったらERBサイトも負けて入られません。はたやさんにタヴィアようこバロメッツさんと、ERBサイトは確実に増えつつあるし、ここはCFのようなよき時代のエンターテインメント作品とともに発展していけたらと強く思ったりしているわけです。(27 Aug.1998)


常連として当サイトを盛り上げてくれているやすしさんがついにキャプテン・フューチャー・サイトを立ち上げて数週間。内容、訪問者とも、まずは順調にのびているようで、うれしい限りです。わたしとしては、ホームページを立ち上げようと思った際、ERBかハミルトンか迷ったこともあって、どうも他人事に思えません。あのときはキャプテン・フューチャーだったらもっと熱心なファンがたくさんいるはずだし、ここはマニアからは黙殺されていたERBにしよう、と思ったのですが、CFサイトなど影もなく、ERBはマニアの標的になっていたという、かつてのSF少年時代の常識が崩れる経験をしたわけですが、ともかく立ち上がったCFサイトを眺めつつ、やっぱりハミルトンもいいな、再読してみようかな、なんて思いますから、少年期の愛読書は強いのです。現代の少年はどういう本を読んでいるのかなあ。(23 Aug.1998)


 東京近郊に住んでいる方へ、朗報です。川口そごうで開催されている大古本市(8月11日(火)〜 16日(日)、 JR京浜東北線『川口駅東口』)に>絶版文庫・絶版漫画コーナーが特設されており、火星・金星・ペルシダー(早川版)・太古世界(早川版)シリーズの全巻揃いと、「謎の密林王国」「石器時代に行った男」がおいてあったとのこと。絶版文庫コーナーだけにそれなりの値段はしているもののとにかくあるらしいので、いける方はいってみれば?
 なお、出店していた店の内「本道楽」と言うところは、電話での問い合わせにも答えてくれ(03-5668-0720)、またメールアドレスもあるということです(nakajo@alpha-web.or.jp)。開催日が日曜までなのでお役には立たないかもしれませんが。(15 Aug.1998)


まずは感謝の言葉から。SF美術館のIOKAさんから、火星シリーズ他の帯付本を多数譲っていただきました。わたしはこうみえて遅れてきたERBファンなので(といっても20年来のファンではありますが)、火星シリーズはもちろん全巻持っているけれど厚木淳氏による新訳版だったりしていたのです。旧訳版とは解説の文章が違っていたりして、いろいろうれしい発見がありました。しかも帯付き! これは近々公開予定。乞うご期待。
 また、宮崎さんからは『ターザンの密林物語』の解説部分をスキャンニングしたビットマップとOCR済のテキスト・データまで送っていただきました。わたしの所持本は落丁でターザン用語事典の途中からあとが欠落しているのです。つまり、解説と奥付は見ることができなかったのですが、これで見れるようになりました。
 多くの方の好意に支えられてこれまでも発展してきた当HPではありますが、今回またこのようなことが相次いであり、ほんとうに感謝の念に耐えません。これからもHPの充実に全力を尽くしますので、応援くださいね!(9 Aug.1998)


はたやさんの TALES OF BARSOOM の掲示板にタヴィアようこバロメッツという人と友人のアップが続けてありました。どうやら彼女ら(でいいのかな?)は熱心なERBファンで、「バルスーム領事館」なるBBS(インターネットではないパソ通の掲示板)を運営しており、近々ホームページも持つつもりらしい。これが実現すれば本邦3つ目のERBページとなるわけだけどこれは海外作SF家としては以上に多い数字。匹敵するのはトールキンくらい? だから、日本もいよいよERBページ天国であるアメリカに対抗できる規模になりつつあるようです。しかし、それでも絶版なんだよなー(3 Aug.1998)


 ふたり目の子供が産まれました。カーソリスに続き、今回はターラ。まあうまく生みわけできたものです。ラナの顔を見るのはいつのことやら。――といったわけで、現在、実家に寝泊まりしていまして、そうでなくても滞り気味の更新がますますできなくなってしまいました。ネタだけは仕入れているので、いずれ……とは思っていますが。まあ乞うご期待、といったところでしょうか。
 しかし、最近、掲示板の方でキャプテン・フューチャーで盛り上がって、びっくりしましたね。しかもアニメ版のほう。CFサイトを作るぞ、といった話まで出てました。こちらの方も期待、期待。(27 Jul.1998)


アメリカ在住の坂田さんからメッセージをいただきました。残念ながら映画 "Tarzan and the Lost City" の評価は最悪らしく、上映ももうされてはいないらしいのですが……。このぶんでは日本での上映はやばいか? せっかく人気のある役者を使ったのになー。映画さえそこそこなら日本でも公開くらいはされただろうに。ここは気を取り直して、ディズニー・アニメに期待しましょう。こちらの方は間違いなく日本にも輸入されるでしょうから。(18 Jul.1998)


いや、ほんとうに自民党が大敗しましたね。びっくりです。ここは国民の怒りを真摯に受け止めてもらって、景気回復はもちろん、科学振興や文化事業にも力を入れていっていただきたい。文庫本は非課税にするとか。そうすればバローズの復刊に道が開けるかも……って、そんなことないか?(13 Jul.1998)


 ほんとうに久しぶりの更新になってしまいました。世間は不景気だというのに、とんでもない忙しさでダウン状態だったのです。それでもボーナスは景気を反映してごくわずか……きたる参院選では政府自民党に目に物言わせてやろうと思っています。
 さて、更新はさぼっていましたが、会社から掲示板に書き込みをしたりして、参加はしていました。この間でいうと、伝説のジェーン女優、モーリン・オサリヴァンがなくなったということが世界的にも大きく騒がれていたようで、当HPもその例外ではありませんでした。ターザン映画が「カルト」の冠つきで語られるとは、モーリン恐るべし、であります。詳しくは掲示板をどうぞ。
 それでは、豊穣な夢と冒険の世界へどうぞ……(9 Jul.1998)


待ちこがれていた火星短歌が公開されました。小林さんが開設している「小林信也の短歌のページ」で予告だけは早くから出ていた、デジャー・ソリスに捧げる短歌の特別室がそれです。熱心なファンらしい、愛情あふれる歌につい顔がほころびました。いやあ、多彩なファンに親しまれたバローズって、やっぱり凄い作家ですよね。みなさんも、ぜひ訪問してみてください!(22 Jun.1998)


今日は友人の結婚式の二次会から帰ってきてからW杯の日本対アルゼンチン戦を見ていた。結果はご存じだと思うので書きませんが、とりあえず更新するためにアルコール漬けの脳をなんとか眠らせずに文章を書いています。古い『スターログ』を入手したので、とりあえずネタはある。あしたからはまた仕事だー(14 Jun.1998)


忙しいといいながら、今月の更新はまあハイペース。大した内容はないという気もするが、少しずつでも更新できれば、まあちりも積もれば何とやら、ということでだんだんよくなっていくのではないかと甘いことを考えています。上の方の最新情報以外にもちょこちょこと直しているので、たまにはいろいろと見回っていただけるとラッキー。でございます。(9 Jun.1998)


掲示板をのぞいてびっくり。『火星のプリンセス』ももう増刷予定がないのですね。すでに店頭で見かけることもないので覚悟はしていましたが……かくなる上は友人・知人をそそのかして書店から注文させましょう。出版社在庫が出ていくペースが速ければ東京創元社も考え直すかも。失われゆく文化に対するささやかな抵抗です。(4 Jun.1998)


仕事が半端じゃなく忙しい。ここ数週間、午前様に近い日々が続き、休日もほとんどない状態。更新もままならず……といいだすといいわけになるからいわないけど、それにしても掲示板を導入したのはヒットだったかなあと思っています。誰よりも、自分自身が毎日書き込んで遊んでいる。日記代わりですな。久しぶりの名前も見受けられるし。パソ通に戻ったみたいで、これはこれでいいもんですね。(28 May 1998)


ついに職場からインターネット接続が出来るようになりました! 専用線接続なのでとにかく早い。CAD用のパソコンを使っているので画面もでっかい。感動ではありますが、表向きはつないで楽しんではいけないものらしい。――表向きはね。ふふふ……(23 May.1998)


SF online というオンライン・マガジンが、SFイエローページ200選という企画をやっていて、わがERBページもその中に加えていただきました。リストはいくつかのジャンルに分けて、その中で担当者が思いつくままに選んだという感じで当然選ばれてしかるべきサイトが漏れていたりと、そうとう趣味に走った企画になってはいましたが、作家本人運営でもなくオフィシャル・サイトでさえないのに取り上げていただいたのだから悪くはいうまい。まあ企画の意図はメジャーではないサイトに光を当てることになるのかなという気もするし。これでERBに興味を持つ人が一人でも増えてくれれば、いうことはないのですがね。(15 May.1998)


 最近また、更新の頻度が上がってきました。GW効果はあるわけですが(7連休だった)、書きかけのエッセイに片をつけたのと、あとはリンク集の追加かな? 収録する情報もあらかた底をついた感もあるので、今後はエッセイなどを中心に更新していきたいなと思っています。あと、著作リストの再構成もたくらんでいたりとか、人名辞典の拡充や用語集の補足など、考えてみればバローズ・ワールドはまだまだ奥が深い。精一杯がんばってみます。これからもよろしく!(7 May.1998)


 長文のメッセージが伝言板に到着しました。なんと、ここ1、2年の間だけで、古本屋で全ERBを集めたという、達人からのもの。驚きました。しかも、オール・ストーリイ誌掲載の『火星の月の下で』の翻訳の情報など、相当なマニアぶり。……ともかく、読んでみてください。力づけられるメッセージですよ!(5 May 1998)


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