Walt Disney Pictures製作
ジョン・カーター
John Carter(2012)




ディズニー映画『ジョン・カーター』がついに全米公開となりました。
ギネスものの大赤字、という報道もありますが、公開1週目が全米2位、2週目でも3位という興行成績は、大作ならぶっちぎりの1位で当たり前、という呪縛を離れてしまえば、まずまずのようにも思えます。それで赤字(それも史上最大、ギネス級の)とすれば、製作費+宣伝費が法外すぎただけではないでしょうか。
ハリウッドのスター級俳優は出演しないこともあるし、まずまずではないかと勝手に思っています。
願わくば、

ついに『火星のプリンセス』映画、公開に向けてのカウントダウンとなりました。
2012年3月9日といえば、あとわずかです。
オフィシャルウェブサイトもでき(英語版だけですが)、予告編やスチール写真も見られるようになってきました。
デジャー・ソリスが可憐なプリンセスにほど遠いとか、ジョン・カーターがチンピラだとか、緑色人だけCGアニメなのは(仕方ないとはいえ)もう少しマシにならないかとか、いろいろいいたいことがいえるのもまた幸せかも。
しかし、映画のタイトル、ただの『ジョン・カーター』ですか! プリンセスはすでにあきらめていましたが、『火星の〜』まで消えたのはびっくりです。
さすがに太陽系の惑星ではリアリティがないという判断でしょうか? 確かに、SFともファンタジーとも、どっちつかずのイメージではありますが。
一応、ポスターの背景のロゴはJohn Carter of Mars の頭文字だと思われるので、火星の文字はギリギリまで残ってはいたんでしょうね。

[eiga.com 映画ニュース]2009.6.16
ピクサー・スタジオで「バグズ・ライフ」「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のメガホンを取ったアンドリュー・スタントン監督が、ディズニー・スタジオで手がける実写のSF映画「火星のプリンセス(John Carter of Mars)」が、早ければ今年11月にも撮影開始されることが分かった。
同作は、エドガー・ライス・バローズが1917年に発表した冒険SF小説「火星のプリンセス」を原作としたヒロイックファンタジー映画。
長年ピクサーのクリエイターを務めたスタントン監督初の実写映画で、ディズニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」級の予算を用意するというビッグプロジェクト。
現在、スタントン監督が新鋭脚本家マーク・アンドリュースと、脚色作業の仕上げに取りかかっているそうだ。

原作の物語は、南北戦争の元南軍騎兵大尉ジョン・カーターが突如として瞬間移動し、人種間同士が戦争に明け暮れている戦国時代の火星へと迷い込むというもので、カーターは野蛮な緑色人の捕虜となるが、人間の姿をした絶世の美女である赤色人王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリスに出会い、一緒に脱走を試みる。

米ハリウッド・レポーター誌によると、主役はすでに決まっており、奇しくもヒュー・ジャックマン主演作「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」(9月11日公開)でミュータントを演じた2人が選ばれている。
ジョン・カーター役には“ガンビット”を演じたテイラー・キッシュ、デジャー・ソリス役には“シルバーフォックス”を演じたリン・コリンズが決定した。
キッシュは米NBC「フライデー・ナイト・ライツ」で注目を浴びたカナダ出身の28歳。
コリンズは米HBO「トゥルー・ブラッド」で注目を浴びた米テキサス出身の30歳。
さらに3番目の重要な役として、「サイドウェイ」や「スパイダーマン3」(サンドマン役)で知られるトーマス・ヘイデン・チャーチが、緑色人サーク族の新たな皇帝となるカーターの友人タルス・タルカス役に決まったようだ。

[eiga.com 映画ニュース]
 ピクサー・スタジオで「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のメガホンを取ったアンドリュー・スタントン監督が、ディズニー・スタジオで手がける実写SF映画「火星のプリンセス(John Carter of Mars)」に、ウィレム・デフォー(「プラトーン」「スパイダーマン」)が出演することになった。

同作は、エドガー・ライス・バローズが1917年に発表した冒険SF小説「火星のプリンセス」が原作のヒロイックファンタジー映画。スタントン監督初の実写映画で、新鋭脚本家のマーク・アンドリュースと脚色作業を手がけている。

配役はすでに、「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」(9月11日公開)でミュータントのガンビット役だったテイラー・キッシュが主役ジョン・カーターに、シルバーフォックス役を演じたリン・コリンズが火星の王女デジャー・ソリス役に決まっている。

原作の物語は、南北戦争の元南軍騎兵大尉ジョン・カーター(キッシュ)が瞬間移動して、人種間同士が戦争に明け暮れる戦国時代の火星に迷い込むというもの。カーターは野蛮な緑色人の捕虜となるが、人間の姿をした絶世の美女である赤色人王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリス(コリンズ)に出会い、一緒に脱走を試みる。デフォーが演じるのは物語の3番目に重要なキャラクターで、緑色人サーク族の新たな皇帝となるカーターの友人タルス・タルカス役。

このタルカス役については、「サイドウェイ」や「スパイダーマン3」で知られるトーマス・ヘイデン・チャーチが最右翼と目されていた。

デフォーの最近の作品には、今年のカンヌ映画祭を騒然とさせたラース・フォン・トリアー監督の「アンチキリスト」(09)、渡辺謙と共演するポール・ワイツ監督の「シルク・ド・フリーク」(09)、村上龍原作で、東京を舞台にしたビム・ベンダース監督のスリラー「イン・ザ・ミソスープ」(10)などがある。

要目
原題:John Carter of Mars
原作:「火星のプリンセス」(創元SF文庫)
製作年:2012年(予定)
上映時間:**分
Walt Disney Pictures(米)

スタッフ
製作
Produced by
…… スーザン・モントフォード
Susan Montford
ジム・モリス
Jim Morris
監督
Directed by
…… アンドリュー・スタントン
Andrew Stanton
原作 …… エドガー・ライス・バローズ
Edgar Rice burroughs
脚本
Written by
…… アンドリュー・スタントン
Andrew Stanton
マーク・アンドリュース
Mark Andrews
Michael Chabon
撮影
Cinematography by
…… ダニエル・ミンデル
Daniel Mindel
美術 ……
音楽 ……
配役
Casting by
……

キャスト
テイラー・キッシュ
Taylor Kitsch
…… ジョン・カーター
John Carter
二枚目ですが、ちと若い?

リン・コリンズ
Lynn Collins
…… デジャー・ソリス
Dejah Thoris
眠そうなお顔ですが、スタイルは文句なしみたいです

ウィレム・デフォー
William Dafoe
…… タルス・タルカス
Tars Tarkas
実績もある人気俳優ですが、年齢的にかなり上でしょうか。

サマンサ・モートン
Samantha Morton
…… ソラ
Sola
可憐な感じで、ソラのイメージです。

ポリー・ウォーカー
Polly Walker
…… サルコジャ
Sarkoja
女性キャストでは一番の美人? どういうサルコジャになることでしょう

ドミニク・ウェスト
Dominic West
…… サブ・サン
Sab Than
赤色人、という感じは出ています。

トーマス・ヘイデン・チャーチ
Thomas Haden Church
…… タル・ハジュス
Tal Hajus
この方、タルス・タルカスだと思われてたんですが……

ジェームズ・ピュアフォイ
James Purefoy
…… カントス・カン
Kantos kan

マーク・ストロング
Mark Strong
…… マタイ・シャン
Matai Shang

ダリル・サバラ
Daryl Sabara
…… エドガー・ライス・バローズ
Edgar Rice Burroughs

ものがたり
南北戦争の元南軍騎兵大尉ジョン・カーターが突如として瞬間移動し、人種間同士が戦争に明け暮れている戦国時代の火星へと迷い込むというもので、カーターは野蛮な緑色人の捕虜となるが、人間の姿をした絶世の美女である赤色人王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリスに出会い、一緒に脱走を試みる。

コメント
 監督の交代のニュースばかりが流れていましたが、いよいよ具体化してきたようです。
 キャストに関しては、デジャー・ソリスに違和感があるようですが……。若干表情は眠そうですが、巨乳でスレンダーなナイスバディなので、メイク次第で大丈夫なのではないかという気がします。タルス・タルカスもけっこう渋くていい。案外、ジョン・カーターの貫禄のなさのほうが問題かもしれません。それとも、ディズニーらしく少年ヒーローに仕立てるつもりでしょうか。
 長年ピクサーのクリエイターを務めたスタントン監督(前作はウォーリー)初の実写映画で、ディズニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」級の予算を用意するというから、ビッグプロジェクトなんでしょう。
 現在、スタントン監督が脚本家マーク・アンドリュースと、脚色作業の仕上げに取りかかっているそうです。

 残念なのは、原題からいって、どうやらシリーズ化を想定はしていなさそうなところ。

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