ジョン・カーターのライヴァルたち


In Tarzan's Africa - 12,000 years ago !
Hadon of Ancient Opar
Flight to Opar

Philip Jose Farmer
フィリップ・ホセ・ファーマー


Cover Art by Roy G. Krenkel Jr.

DAW BOOKS = SF/No.100/451-UY1107-125/Apr.1974/p224/$1.25
DAW BOOKS = SF/No.197/451-UW1238-150/Jun.1976/p212/$1.50

 オパル…そこはターザンが活躍したアフリカ中央部のアトランティス人の入植地である。
 オパル…そこはエドガー・ライス・バローズが創造した「黄金と銀、象牙と類猿人、そしてクジャクども」の隠された都市である。
 オパル…そこはこのすばらしい1万2000年前の物語の出発点。アフリカには内海があり、その忘れられた岸に沿って高い文明が栄えた時代。失われた帝国が今や消え失せた国旗をはためかせ、向こう見ずな功績が当たり前だったそんな時代。
 『ターザンは生きている』の編纂者でありすばらしい歴史の語り部であるフィリップ・ホセ・ファーマーがここに『古代帝国オパルのハドン』の最初の物語を贈る。

contents/内容

Opar series / 〈オパル・シリーズ〉
Hadon of Ancient Opar / 『古代帝国オパルのハドン』
Flight to Opar / 『オパルへの飛行』

comment/コメント

見てのとおりです。ターザンのアフリカに数ある秘境でももっともメジャーなオパルが栄えた12000年前を舞台に繰り広げるファンタスティックな冒険物語。しかも、ロイ・クレンケルの表紙のみならずイラストも満載という、豪華版です。巻末には地図や年表もあって、現在のサハラ砂漠やザイール地方には広大な内海があることになっています。2巻目にはラーも登場(ご先祖だと思うが)! ラーとヒーローであるハドンとの関係も、またびっくり仰天です。これは、読んでのお楽しみ。

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