火星シリーズ2/MARS series 2
火星の女神イサス
The Gods of Mars(1918)
Illustrated by Takuya Endoh
小笠原豊樹:訳/遠藤拓也:画/小笠原豊樹:解説 角川書店/角川文庫 赤706-2/1967.10.31 初版/358頁
story/あらすじ
chapters/目次
- 植物人間 The Plant Men
- 森の中の戦い A Forest Battle
- 神秘の部屋 The Chamber of Mystery
- サビア Thuvia
- 危機の回廊 Corridors of Peril
- バルスームの黒い海賊 The Black Pirates of Barsoom
- うるわしの女神 A Fair Goddess
- オメアンの海 The Depths of Omean
- 永遠の生命の女神イサス Issus, Goddess of Life Eternal
- シャドール島の牢獄 The Prison Isle of Shador
- 地獄の反乱 When Hell Broke Loose
- 死の運命 Doomed to Die
- 自由をめざして A Break for Liberty
- 闇に光る目 The Eyes in the Dark
- 逃走と追跡 Flight and Pursuit
- 囚われて Under Arrest
- 死刑宣告 The Death Sentence
- ソラの話 Sola's Story
- 暗黒の絶望 Black Despair
- 空中戦 The Air Battle
- 水と火のかなたに Through Flood and Flame
- 勝利と敗北 Victory and Defeat
history/初出
The Gods of Mars, Jan.-May,1913, The All-Story
The Gods of Mars, 1918, A. C. McClurg
commento/コメント
悪評高い(!)角川文庫版の火星の女神イサス。本の状態は非常に悪いが、ようやく入手したので紹介させていただく。小野寺さんに大感謝!
ともかく創元推理文庫SFの成功に刺激されたのだろうけど、まったく同じような作りで安っぽく作っているのだから恐れ入る。せっかくのカラー口絵も、ここまで下手な枝とかえって興ざめ。翻訳は悪くもなさそうだが、読む気になれない。
(追記)
小野寺さんから、比較的状態のいい本書をいただいてしまった。感謝多謝!
鮮やかな色彩の表紙は、下手だけど味があるように思えてくるから不思議です。
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