ターザン・シリーズ未訳作品
story/あらすじ
類猿人ターザンはカヴル族に関するあるうわさを耳にしただけだった――奇妙な野生の白人の種族だ。だが、かれらがワジリ族の酋長ムヴィロの娘を誘拐したとき、ジャングルの王者は救出の使命を帯びてその伝説におおわれた村の探索に出た――必要ならば、復讐のために。かれはそのいく手に故障した飛行機の生き残りの奇妙なグループ――その中には愛する妻、ジェーンもいる――があることなど、知る由もない。
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character/登場人物
ヘイゼル・ストロング テニングトン婦人。ジェーンのバルチモアの友人 ジェーン・クレイトン グレイストーク卿婦人。ターザンの妻 キティ・クラウゼ・ペーターズ スボロフ公爵夫人。アレクシスの妻 アレクシス・スボロフ ロシア貴族 類猿人ターザン グレイストーク卿ジョン・クレイトン ンキマ 小猿。ターザンの友達 ムヴィロ ターザン率いるワジリ族戦士の酋長 ブイラ ムヴィロの娘。カヴル族に誘拐される ブラウン スボロフ家のアメリカ人パイロット アネッテ スボロフ公爵夫人のフランス人メイド ティブス スボロフ公爵のイギリス人従者 ユダロ ブケナ族の酋長 グピングー ブケナ族の呪術医師 イデニ ナイカを捕らえたカブル族 ナイカ グピングーの娘 オグドリ ジェーンを捕らえたカブル族 バランドー ワジリ族の戦士 カヴァンダヴァンダ カブル族の王にして司祭長 メデク カブル族の黒人奴隷
コメント
バローズの主要シリーズ作品では、ターザンシリーズのうちの2作品(ハヤカワ文庫から刊行されなかったという点でいえば3作品)のみが未訳未刊状態で残されている。
とはいえ、熱心なファンである小川温さんがご本人のウェブサイト『小川温(ゆたか)の部屋』で、完訳されており、日本のファンも読むことができていたのだが、いつしかリンク切れになってしまっていた。そこで…勝手ながらここに採録させていただくことにする。
もしご本人から連絡があればその時は考え直すとして、バローズ作品を読める環境に置いておくことは本サイトの使命とも思えるので、ともかくやってみます。
体裁を整えながら、順次掲載していくので、お楽しみください。